あっという間に
小学4年生の新学期が始まって1か月。
学校行き渋りの娘の様子を
備忘録として残してみる。
娘は2年生から
本格的に行き渋りが始まり、
特にひどい週明けは、
母と泣きながら学校に行っていた。
そんな様子が1年以上続いていたが、
3年生の3学期からは、
学校までの送迎はほとんどなくなり、
途中まで一緒に行って、
そこからは1人で歩いて
登校できるように。
4年生になって、
またクラスも先生も変わるので、
どうなるか母子で心配していたが、
仲いい子と同じクラスになったり、
先生も優しそうと安心したようで
いいスタートが切れた。
本人もそろそろ家から一人で
学校に行かないとと思っていたのか、
「家から1人で歩いていくわ。」
と新学期から言い出したので、
びっくりした。
あまり期待し過ぎず、
プレッシャーをかけないよう、
「そうなんだ。いいね!」
と動揺している気持ちを隠して、
娘の前ではクールを装っていた。
そんなこんなで1週間頑張っていたが、
2週目の半ば過ぎ、
朝から「学校行きたくない。」
と泣き出した。
「休む?」と聞くと、
「休むのはイヤ!」
「じゃあ学校行く?」と聞くと、
「行きたくない!」
とやり取りを繰り返し、
母に連れられて学校へ。
先生に後で様子を聞くと、
泣きながら登校後、
保健室で少し休んで、
1時間目には教室に行ったらしい。
学校の授業も積極的に受けているし、
休み時間も友達と
楽しそうに過ごしていて、
特に暗い顔もしていなかったそう。
娘にとって何がつらいんだろうと、
先生と話していても
正直よくわからない。
寝る前に気持ちが落ち着いた娘に
「何でそんなに
学校に行きたくないの?」
と聞いてみると、
「授業がつまらなくて
座っているのが嫌なの。」
と答えた。
わかるよ。
私も仕事の研修会で
何時間もつまらない話を聞いて
座っているのは苦手やもん。
「じゃあノートの隅に
先生の似顔絵を描く練習してたら?」
と母がいうと、
「それはだめでしょ。」
と即却下された。
真面目過ぎるのも
娘が苦しんでる部分と
つながっているんやろうな。
嫌やーって放り投げられず、
我慢してしまう。
こんな葛藤をしながら、
成長して行くんだろうなと
思いながらも、
無理し過ぎて爆発しないかと
心配にもなる。
なるべく家ではゴロゴロしてもらって
居心地のいい場所を
心掛けるくらいしか
母には出来ない。
いろいろ口出したくなるのは、
ぐっとこらえて。
3週目の今日は、
当番の発表がプレッシャーだったのか、
行き渋って
また学校の玄関で泣いていた。
学校生活の中で
力の抜きどころを見つけて、
少しでも楽しく過ごしてもらいたいと、
母は願いながら見送った。
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