新学期が始まる二日前から、
学校に行きたくないと、
夜になると泣いてしまう娘。
当日も「行きたくない、
でも休むのも嫌」と言って、
登校の付き添いを頼まれた。
一緒に学校へ行ったものの、
玄関で足が止まり、
涙が止まらない。
同級生たちはいつも通り、
何事もない様子で
次々と登校していく。
比べちゃいけないと
思いながらも、
胸の奥がぎゅっと締めつけられる。
落ち着くまで
しばらく一緒にいて、
先生に引き渡した。
その後は保健室で気持ちを整え、
教室へ向かったと聞いた。
気づけばもう三年ほど、
休み明けは毎回こんな感じだ。
どう寄り添うのが正解なのか、
いまだに毎回悩む。
そんな新学期スタートの今週、
娘の習い事の絵の先生
(80代の大ベテラン)
と立ち話をした。
特別に相談したわけでもないのに、
ふとこう言ってくださった。
「この子は人の土台が
しっかり出来てるわね。
周りが見えすぎて、考えすぎて、
これから辛いことも
あるだろうけど大丈夫よ。」
その言葉が、
私の心にまっすぐ刺さった。
娘だけじゃなく、
私の背中までそっと
支えてもらえた気がした。
迷いながらでも、
泣きながらでも、
ちゃんと前に進んでいる。
そう信じて、
また寄り添っていこうと思う。


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