日常の子供とのやりとりの中で、
気をつけていることがある。
それは何かをお願いする時に、
単語で言わないこと。
例えば子供に「牛乳!」って言われた時は、
私は「牛乳?」と言って、
子供が「入れてください。」 と言い直すやりとりが習慣になっている。
自分が子供と話すときも、同じように気をつけている。
何でこんなに気にしているのかなって、
自分で思い返してみた。
20年近くたった今でも覚えている事。
20歳くらいの時、
オーストリアに旅行に行った時のこと。
レストランでつたない英語で
「ウォーター」と店員さん(50代くらいの女性)に言うと、
恐い顔で、「Please!」 と言われた。
最初恐すぎてびっくりして、
なぜなのか理解するのに時間がかかったが、
日本語にすると、
「水!」 と私が言ったことになる。
昭和の父のお茶!的な。
私が外国人とか関係なく、確かに失礼だった。
それから家の外は言うまでもなく、
家族であっても単語で言われると嫌やなって思ったので、
子供にもお願いする時には、
単語で終わらず、
最後まで話すようにしている。
もちろん、家の中では
日々いろんな感情が飛び交い、
言葉遣いがいいとは言えない状況も多々あるけど、
大事にしたいと思うことは
大切やなと思っている。
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