凪良ゆう作品を
3冊続けて読んだ。
『流浪の月』、
『汝、星のごとく』、
そして『星を編む』。
きっかけは、
『汝、星のごとく』の
映画化が決まったこと。
監督は藤井道人、
脚本は安達奈緒子、
主題歌はRADWIMPSの
「夕星-ゆうづつ-」。
この組み合わせを知った瞬間、
「これは絶対に観たい」と思い、
公開前に原作を読んでおきたくなった。
『流浪の月』も映像化されている
こともあって、読みながら自然と
俳優たちの姿を思い浮かべてしまう。
気づけば、すっかり
凪良ゆうの世界観に飲み込まれていた。
どの作品も、人の弱さや孤独、
生きづらさがリアルすぎるほど
丁寧に描かれていて、読み終わっても
しばらく現実に戻れない。
心がずっと物語の中に
置いていかれたような感覚だった。
特に『汝、星のごとく』は苦しかった。
登場人物の親子関係など
生きづらさがあまりにも現実的で、
ページをめくる手は止まらないのに、
読み進めるほど胸が締めつけられた。
そんな気持ちのまま
読んだのが『星を編む』。
『汝、星のごとく』では
描かれなかった
登場人物たちの想いやその後が描かれ、
苦しいまま置き去りになっていた
感情が少しずつ、
救われていくようだった。
簡単なハッピーエンドではないけど、
「この物語を最後まで読んでよかった」
と思える優しさがあった。
重厚な人間ドラマが好きな人には、
ぜひ読んでほしい3作品。
次は、直木賞にもノミネートされた
『多類婚姻譚』を読む予定。
またどんな世界に
連れて行ってくれるのか、今から楽しみ。

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